* よくある質問 *
  Q. 長い間肩こりで悩んでいます。マッサージしてもらってもすぐ凝ってきます。治りますか?  
  A. 慢性的な肩こりの場合、主に日常生活における姿勢の悪化(猫背等の前かがみ姿勢や長時間のデスクワーク等)による首・肩周りの筋肉の過緊張が原因と考えられます。
初期の症状であれば、マッサージで改善させることが可能ですが、筋肉の過緊張が長期間続くことにより、筋肉の中にある筋肉の緊張と弛緩を自動調節する感覚器(筋紡錘)の機能が低下し、筋肉が過緊張した状態から戻らなくなります。この状態を“拘縮”といいます。
拘縮した筋肉はマッサージでは正常な状態に戻すことが難しく、正常状態に戻すには、拘縮した筋肉に適度な負荷による収縮刺激とストレッチングによる伸張刺激を与えることで、拘縮した筋肉をリラクゼーションさせ正常状態に戻す事が可能です。
日常生活動作を見直し、姿勢を改善していくことが、再発を予防し、根本的な症状の改善につながります。
 
       
  Q. 慢性的な腰痛で悩んでいます。  
  A. 原因の分からない慢性的腰痛のほとんどが、腹筋群と背筋群の筋力と柔軟性の低下が原因です。(特に腹筋群の筋力低下が多い。)まずは無理をせず、痛みの無い運動で腹筋群と背筋群の強化を実践して下さい。そして運動後は必ず運動した筋肉のストレッチングを忘れずに行って下さい。
ただ、それでも腰痛が改善されない場合、腰部・股関節周りの筋肉群の左右・前後の筋力バランスと柔軟性バランスの悪化や筋肉の協調性(反射機能)が低下していると考えられますので、専門のトレーナー等による適切な運動指導とストレッチングが必要です。
 
       
  Q. 運動しても体重がなかなか落ちないのですが、何か良い方法はありますか?  
  A. ウォーキングやエアロバイク等の有酸素運動をする時、下を向くような前かがみの姿勢で行っていないでしょうか?
姿勢が悪い状態で有酸素運動を行うことにより、筋肉が本来持っている機能が十分に使えなくなり、カロリー消費を低下させます。まずは、少しアゴを引き胸を張った姿勢で有酸素運動を行ってみて下さい。
また、有酸素運動中、クールダウン前の3〜5分間程度少し息が上がる強度で有酸素運動を行ってみて下さい。(ペースを上げるなど。)そのことにより、有酸素運動後の代謝上昇を促進させ持続させることが出来ますので効果的です。
 
       
  Q. 急に腰に激痛が走り、体が動かせなくなりました。そのような場合どうしたら良いでしょうか?  
  A. ぎっくり腰だと思われます。
発生した場合は無理に動かさず、出来るだけ痛みの無い楽な姿勢で安静にして下さい。(マッサージ、ストレッチングは禁忌。)無理に動かすことで症状を悪化させ、長引かせる事になりますので注意して下さい。
その際、氷水(氷と水を9対1の割合がベスト)を入れた氷のう等で20分程度のアイシングを患部に2〜3時間おきに行って下さい。2〜3日は仕事等は休むようにして下さい。2〜3日後、ある程度痛みが緩和され動けるようになってから、専門医に診てもらうようにして下さい。
ある程度動く事が可能になれば、腰部にさらしを巻いたり、テーピング等は効果的で動作が楽になります。
 
       
  Q. O脚は治りますか?  
  A. 先天的骨格異常によるO脚でなければ改善可能です。
O脚には様々な要因が考えられますが、その中でも最も多い原因が、老化や運動不足等による脚の筋肉群の筋力低下です。O脚の方は、太ももの内側そしてふくらはぎの内側の筋肉が弱化している可能性があります。
特に脚の内側の筋肉を強化することで、O脚を改善させることができます。また、骨盤等骨格の変位によるO脚の場合は、運動療法やストレッチングを専門に行う施療院等での施療をお薦めします。
(施術によるO脚矯正は一時的な改善でしかないと思いますので、やはり適切な運動により弱化した筋肉を強化し、下肢の筋力バランスを改善していかなければ、根本的な改善にはなりません。)
 
       
  Q. 姿勢が悪いのを治したいのですが、どうしたらよいでしょうか?  
  A. 姿勢が悪くなる原因には、主に日常生活動作からくるものと、老化によるものがあります。どちらも、姿勢保持筋群の低下(特に背面の筋肉群)が考えられます。
姿勢を改善するためには、弱くなった姿勢保持筋群を強化する必要があります。特にローイング系(背中の筋肉群を使って引っ張る)の運動を中心に実践するとよいでしょう。
矯正バンド等で姿勢を矯正するのは、姿勢保持筋を弱化させる可能性があり、根本的な改善にはなりません。姿勢保持筋を強くすることで、自然に正しい姿勢がとれるようになります。
 
       
  Q. 膝が痛くて病院に行ったところ、老化による変形性関節症と診断されました。薬と運動を薦められましたが、痛みがとれません。  
  A. 変形性膝関節症は、主に加齢による膝周りの筋肉の筋力低下が原因で、膝軟骨や半月板が長期間に渡り少しずつすり減り変形することで痛みが発生する症状です。
すり減った軟骨等は元に戻すことが出来ませんが、膝周りの筋肉を強化することにより、膝関節内のこすれた状態を改善し、痛みの緩和につながります。
また、膝周りの筋肉の強化と同時に、コンドロイチンやグルコサミン等のサプリメントを摂取すると効果的です。(コンドロイチンやグルコサミンは普段からの摂取をお薦めします。)
 
       
  Q. 複数の病院に通いましたが、首の痛みがとれず悩んでおります。どうしたらよいでしょうか?  
  A. 首の痛みの原因は、肩こりと同様に姿勢の悪化(頭部が前に出たような猫背姿勢)により、首周りの筋肉群の過緊張からくる拘縮が主な原因です。(拘縮とは、筋肉が過緊張状態から戻らなくなること。)首周りの筋肉のゆっくりとした長めのストレッチ(60秒程度)が効果的です。
ただ、それでも症状があまり緩和しない場合は、首周りの筋肉に適度な負荷をかけ筋肉内にある感覚器に刺激を与えることが必要です。ストレッチングをする筋肉に自分の手で軽めの抵抗をかけ首に少し力を5〜10秒入れた後、同じようにゆっくりと長めのストレッチを行って下さい。それでも改善しない場合は、PNF施療を専門に行っている施療院での施療をお薦めします。
 
       
  Q. 体の疲れがとれません。何か良い方法はありますか?  
  A. ストレス(肉体的・精神的)による筋肉及び内蔵機能の低下が考えられます。
パーソナルストレッチングで全身をくまなく伸ばしてみてはいかがでしょうか。(一人で行うセルフストレッチングには限界があります。)ストレッチングにはリラクゼーション効果だけでなく、筋肉の反射機能の改善や脊椎アライメントの矯正効果もあり、身体機能を向上させ、疲労回復を促進します。
また、疲れがなかなかとれない時は、サプリメントとしてマルチビタミンをお薦めします。通常の摂取量より1.5〜3倍の量を摂取していただくことで、疲労回復を促進します。(個人によってビタミンの必要量は異なりますので、多めに摂取しても問題ありません。)
 
       
  Q. 最近よくつまづいて転んでしまうことが多くなりました。改善する方法はありますか?  
  A. 下半身の筋力及び筋反射機能の低下が考えられます。特に下腿三頭筋(ふくらはぎ)の筋力と反射機能の低下が原因です。通常は歩行時 うしろ足で蹴り出した後 反射的につま先がかえっているのですが、 下腿三頭筋の筋力と反射機能が低下すると、このつま先のかえしがうまく出来なくなり、つま先が下を向くような形で足を前に出すようになります。その下を向いたつま先がつまづく原因です。
まずは、下腿三頭筋の筋力を強化するようなカーフレイズ(つま先立ち運動)と反射機能を改善するつま先ジャンプ運動をしていただくことで改善していきます。
 
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